みなさんこんにちは。表題になっているこの言葉、今回も名言と呼ばれる言葉を載せました。
この言葉は漫画サイボーグ009の主人公である島村ジョーの言葉です。
サイボーグ009とは1964年に少年マンガ誌で連載が開始されて以来、さまざまな世代から愛され続けている、石ノ森章太郎先生の代表作です。
9人のサイボーグたちの活躍、友情、人類愛など、読むほど深みが増していく壮大なストーリーが描かれています。
あらすじは世界中に戦争を引き起こし、兵器を売りつける謎の組織「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」に誘拐され、最強の兵士=兵器であるサイボーグに改造されてしまった少年・島村ジョーが主人公。数々の戦闘テストに合格し、ゼロゼロナンバー9人目の戦士・009となった彼は、同じように改造された8人のサイボーグ戦士たちとともにブラック・ゴーストから脱走する。戦争のための人間兵器として改造手術を受けながらも、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちは組織に反旗を翻し、世界から争いを無くすために戦うというものです。
そしてこのセリフは009たちよりも遥かに完成度の高い「ミュートス・サイボーグ」との戦いの中で放った言葉です。
009は主力の一人、太陽神の名を冠する「アポロン」との一対一の戦闘になるが全く性能が違い歯が立たず窮地に陥る。
その時、武器を捨て、お互いのサイボーグとしての能力で身体だけで戦おう、というアポロン。そして自分の能力である灼熱の技を披露していく。
「さて! それではおまえの能力は…? まさか加速装置だけというんじゃないだろうな」
圧倒的に不利な状況の中、決意の表情で009が言った台詞。
「あとは 勇気だけだ!! 」
その言葉通り、009は自分の正義を貫くために、アポロンとの戦いを継続する。
この言葉は絶望の状況にあっても、まだ勇気だけは残っていると前向きな思考にしてくれます。
人生絶望を感じることもあると思います。その時自分に何が残っているのか。
勇気だけは無くさず絶望に立ち向かっていきたいと思うのです。