分析機器メーカー・医療機器メーカーが相次いでがんの早期発見サービスを事業化しています。
島津製作所は、血液中のアミノ酸・脂肪酸などを測定し、大腸がんの可能性を検査できるサービスを10月から開始すると発表しました。
日立製作所は、尿からがんの目印となる物質を抽出し分析する検査を2020年を目途に実用化を目指しています。
味の素といえば食品会社のイメージですが、同社は中核であるアミノ酸を利用して、がんのリスクを調べる「アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)」という事業を進めています。血液中のアミノ酸の濃度を調べることでがんのリスクを具体化する検査だそうです。
がんを早期に発見し、早期に治療することができれば根治の可能性は格段に高くなります。
がんの早期発見のきっかけが掴める検査が広く普及することを強く期待します。