こんにちは。
先日、静岡県浜松市で「人生100年時代を生きるために必要な備え」の講演会に出席して、その中で近年の入院日数の短期化について話がありましたので、今回はその理由等について少しこちらで、ご紹介いたします。
皆さまもお聞きしたことがあると思いますが、現在は内視鏡、腹腔鏡、カテーテルといった手術をすることが多くなっています。
以前は、胃がん大腸がんでは開腹手術、狭心症心筋梗塞では開胸手術といった手術のために、傷口が大きく回復に時間がかかっていました。
現在は、内視鏡、腹腔鏡、カテーテル手術によって傷口も小さく回復する時間が以前よりも短くなり、入院日数が短期化されている要因になっているとのことでした。
平均在院日数でみても、平成10年が平均29.3日に対して平成28年は16、2日と13日位、入院期間が短期化されています。「厚生労働省平成28医療施設調査・病院報告」
今後は、ロボット手術ダヴィンチによるロボット支援内視鏡手術によってさらに傷口が小さく、出血、合併症が減少し入院のさらなる短期化が促進されるともおっしゃっていました。