ARIGATO!!東京オリンピック閉幕!!!

オリンピックの新たなモットーである “Faster, Higher, Stronger – Together(より速く、より高く、より強くー共に)”にふさわしい、勇気と技、スポーツマンシップ、そして感動に充ち溢れた大会でした。

 新型コロナウイルス感染症の影響による史上初めての1年延期、一部を除く無観客での開催。異例の出来事の中で行われてきた東京オリンピックが、17日間の競技を終え、8月8日、閉幕しました。

 日本は全58個と過去最多のメダルを獲得。金メダル27個も最多で、銀14、銅17となって、大会を盛り上げた。多くの批判も浴びせられ、難題も山積する中で行われてきた東京オリンピックはこうして幕を閉じ、続けて8月24日から9月5日まで、東京パラリンピックが行われます。

 私が見ててほっこりしたシーンですが、女子バスケの決勝戦。日本は惜しくも王者アメリカに惜敗してしまいましたがその表彰式後、コート上では敵味方なく、笑顔で写真撮影をする姿が見られました。キャプテンの高田選手が身長203センチのアメリカのスター選手、ブリトニー・グリナー選手(30)に声をかけ、記念撮影すると、他の日本人選手にも広がり、次第に“みんなも一緒に”と輪が広がり、、、そして、最後は銅メダルのフランス代表も加わり、、、金のアメリカ、銀の日本と“金銀銅”のチームが混ざりあって、笑顔で記念撮影!これこそ平和の祭典感じれたシーンでした。ライバルでもあるけど、良き友でもある。コロナで全世界が苦しめられてるけど、お互いが讃えあう姿は、何にも変えられない美しさがありました。

 それと、もう一つ柔道の大野選手。大野選手は柔道男子73キロ級で金メダルを獲得し、リオデジャネイロ五輪に続いて2連覇を果たしました。
 日本男子代表監督である井上監督は今回のオリンピックで退任することを発表しました。
 このことに関して大野選手からは「2013年の世界選手権初代表から2021年の東京オリンピックまでの9年間、私の柔道人生は井上康生監督とともにありました。 井上康生監督の体制でオリンピック二連覇できたこと、戦えたことは幸せでした。」と発信しています。

 連覇することの難しさ、苦しさを知っている井上監督。その上で大野選手を全力で支えサポートし結果を出したこと。二人の信頼関係があっての連覇だと思いました。

今回のオリンピックもたくさんのドラマがありました。あんなこと、こんなこと、ほっこりするシーンなど皆さまと共有できたらと思います。

選手の皆さま、ボランティアの方はじめとする関係者の皆さまお疲れ様でした。